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淡路島玉ねぎ

 

 甘くて柔らかく、瑞々しいのが特長の淡路島玉ねぎ。ある研究では、他の産地の玉ねぎに比べ、糖分が約10%前後も高く、辛み成分であるピルビン酸が少ないことが判明しています。今回は、淡路島玉ねぎのルーツを探っていきたいと思います。 

そもそも玉ねぎのルーツは中央アジアで、古代エジプトの頃にはすでに貴重な栄養源であり、「薬」としても用いられていたそうです。そんな玉ねぎが日本に入ってきたのは、明治時代の初期のころ。意外にも日本での歴史はまだそこまで古くないんですね。 

 



日本の玉ねぎのはじまりは北海道、そして関西から!



日本に玉ねぎが入ってきた経路は2つあり、ひとつは北海道からで、『少年よ大志を抱け』で、有名なクラーク博士に同行したブルックス農学博士がアメリカ産の玉ねぎの種子を持ち込み、札幌農学校で栽培指導をして根づかせました。

そしてもうひとつの経路が、神戸の外国人居留地に住むアメリカ人から種子を手に入れた泉州の農家が栽培をはじめたものです。淡路島では1888年(明治21年)に輸入した玉ねぎの種子を現在の南あわじ市で試作したのがはじまりとされています。その後、多くの試行錯誤があり、1920年(大正9年)ごろから販売に向けた生産が本格的にはじまりました。 

 



40年あまりで生産農地が約250倍に!! 



1923年に約12ヘクタールだった生産農地は、1940年(昭和15年)には1,000ヘクタール以上に拡大され、戦後には淡路島に適した品種改良が行われるようになりました。1964年(昭和39年)には収穫面積は3,000ヘクタールを超え、単位収量においても全国平均を大きく上回り、名実共に日本一位の生産額を誇る特産地として確固たる基盤を築き上げることとなります。

1966年(昭和41年)に国が野菜指定産地制度を始めると、兵庫県下で4産地(淡路島の洲本、津名、三原北部、三原南部)が指定を受けました。そして2010年(平成22年)には『淡路島たまねぎ』の名称で地域団体商品を取得し、現在まで地域をあげてのブランド化に取り組んでいます。 

130年前に始まった淡路島の玉ねぎ栽培。色んな人たちの試行錯誤と創意工夫、日々の努力の結果、まさに“特産”といえる逸品です。玉ねぎ“だけ”でも驚くほどおいしいその豊かな味、是非ともご自身でもお確かめ下さいね♪

 

 

 

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東中青果玉ねぎ